
「マッチングアプリ」と一言でいっても、その中身はさまざまです。
結婚を前提にした“婚活系”から、気軽に恋人を探す“恋活系”、まず会ってみる“デート系”、さらにフラットな出会いを目的とする“出会い系”まで。
どのタイプが良い・悪いということではなく、「自分の目的に合っているか」が何より大切です。
ただ、選択肢が増えた今こそ、「結局どれを選べばいいの?」と迷う人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、各系統の特徴を整理しながら、それぞれがどんな人に向いているのかを見ていきます。
最後に、近年注目を集める“新しい婚活の形”についても触れます。
恋活系マッチングアプリ:恋人づくりを楽しみながら
目次
Pairs、with、Omiaiなどに代表される恋活系は、20代を中心に人気があります。
「結婚をすぐに」よりも、「まずは恋人から始めたい」という人が多く、出会いの数や気軽さを重視する傾向があります。
恋活系の特徴は、何よりもアクティブな出会いがしやすいこと。
Pairsでは趣味や価値観からつながれる機能があり、withでは心理テストを通じて内面の相性を見極められるなど、出会いを楽しむ工夫が豊富です。
一方で、「結婚を意識した出会い」を求める人にとっては、真剣度のギャップに悩む場面もあります。
恋活系は、出会いの母数が多い分、自分の目的を明確にして活動することが大切です。
相談できる婚活が増えている理由
Dineやタップルに代表されるデート系アプリは、「まず会ってみる」をテーマにしています。
アプリ上でメッセージを重ねるより、実際に会って相性を確かめたいという人にぴったりです。
Dineでは日程調整を自動化しており、メッセージのやり取りを省いて食事デートを設定できます。
タップルは「おでかけ機能」で24時間以内にデート相手を募集でき、スピーディな出会いが可能です。
ただし、スピード感がある分、相手の意図や真剣度を見極めにくいという側面もあります。
恋愛経験が豊富で、初対面でも会話を楽しめるタイプの人には向いていますが、慎重派の人はやや疲れてしまうかもしれません。
出会い系マッチングアプリ:広く、自由な出会いを求めて
世界的に利用者が多いTinderなどは、年齢層も幅広く、国や地域を越えた出会いを提供しています。
気軽に交流できる一方で、恋愛や結婚目的に限定されない“多目的な出会い”が中心です。
SNSに近い感覚で使えるため、友人づくりやコミュニティ形成などにも向いていますが、真剣な婚活には不向きといえます。
恋愛というより“人とのつながり”を楽しみたい人におすすめです。
婚活系マッチングアプリ:結婚を意識する人が集まる場所
youbride、ブライダルネット、ゼクシィ縁結びなどに代表される婚活系アプリは、30代〜40代を中心に支持されています。
真剣な出会いを前提としており、プロフィールも丁寧に書かれている人が多いのが特徴です。
youbrideは独身証明書の提出が可能で、安心感を重視する層から人気。
ブライダルネットは、活動を支援する「婚シェル」と呼ばれる担当者がつき、活動のフォローを受けられます。
ゼクシィ縁結びでは、価値観診断をもとに相性の良い相手を紹介し、初回デートの調整までサポートしてくれます。
このように、婚活系は「安心」「真剣」「サポート」がキーワード。
ただし、どのサービスも“自分で相手を探す”スタイルが基本であり、忙しい人や自分で進めるのが苦手な人には、ややハードルが高く感じるかもしれません。
相談できる婚活が増えている理由
最近、婚活の現場で注目されているのが「相談できる婚活」。
多くの人が活動を続ける中で感じるのは、“一人で判断し続けることの難しさ”です。
マッチングアプリは便利ですが、うまくいかないときや迷ったときに相談できる相手がいない。
そんな孤独を感じて、途中で活動をやめてしまうケースも少なくありません。
そのため近年は、「カウンセラー」や「サポーター」といった存在が介在する婚活サービスが増えています。
ブライダルネットの婚シェルやゼクシィ縁結びのデート調整代行もその一例です。
しかし、それでも“出会い探しと相談”が完全に分かれているケースが多く、どちらか一方に偏りがちなのが現実です。
そんな中で生まれた、新しい婚活の形「紹介型マッチングサービス」
近年注目されているのが、マッチングアプリの手軽さと、結婚相談所のサポートを融合した“紹介型マッチングサービス”。
その代表格が「アーチャーズ(Archers)」です。
アーチャーズでは、専任の婚活サポーター「アーチャー」が利用者の価値観や希望を丁寧にヒアリングし、AI診断を組み合わせて相性の良い相手を毎週紹介してくれます。
ユーザーは自分でスワイプして探す必要がなく、紹介された相手とのやり取りや初回デートに集中できます。
このサービスの最大の特徴は、“いつでも相談できる”こと。
活動を進める中で不安を感じたときや、デート後に迷ったときにも、担当アーチャーがアドバイスをしてくれるのです。
「忙しいけれど真剣に婚活したい」「自分に合う人をプロと一緒に探したい」――そんな人にとって、負担を減らしながら継続できる仕組みが整っています。
まとめ:出会いの数より、“伴走してくれる婚活”を選ぶ時代
恋活系・デート系・出会い系、それぞれに魅力があります。
ただ、結婚を見据えた真剣な出会いを求めるなら、重要なのは「相談できるかどうか」です。
マッチングアプリの中でも、アーチャーズのように“紹介と相談”をセットで支援してくれるサービスはまだ少数派。
だからこそ、婚活疲れを感じている人ほど試してみる価値があります。
探す婚活から、紹介される婚活へ。
そして、ひとりで悩む婚活から、誰かと一緒に進める婚活へ。
出会い方が多様化する今、アーチャーズは「無理なく、でも確実に」結婚を目指せる新しい選択肢になっています。






